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Jリーグ 1年前

J1リーグ最高額クラブは? クラブ市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:FC東京

FC東京
【写真:Getty Images】


監督:ピーター・クラモフスキー
2023リーグ戦成績:11位(11勝6分14敗)
総市場価値:1455万ユーロ(約20億3700万円)
最高額選手:ペロッチ

 6月に成績不振を理由にアルベル・プッチ・オルトネダ監督を解任し、新たにオーストラリア人指揮官のピーター・クラモフスキー監督を招聘したのがFC東京だ。監督交代によって守備に安定感は生まれたものの、順位を大きく上げることはなく10位~11位と中位で安定している。

 チーム内でトップの市場価値を持つのは、23年1月より期限付き移籍で加入中のブラジル人FWペロッチの140万ユーロ(1億9600万円)だが、ここまでリーグ戦出場は13試合にとどまり、肝心のゴールも1得点のみ。夏以降はベンチを外れることがほとんどで、戦力としては数えられていないため、加入当初の170万ユーロ(約2億3800万円)から市場価値は下落した。

 また、第27節川崎フロンターレ戦でFC東京が記録したスタメン平均年齢31.3歳という数字は、今季行われたJ1全試合で2番目に高いものとなっている。キャプテンの森重真人は今シーズンで36歳。今季リーグ戦得点ランキング3位のディエゴ・オリヴェイラは33歳、仲川輝人やアダイウトンらFW陣は市場価値も高いが、スタメンを張る選手には30歳前後のベテランが多めである。

 先の事を考えても若返りは必須、これから先の補強と編成がより重要なポイントとなるだろう。そんな中で、ブレイクしつつある19歳のMF俵積田晃太や20歳のMF松木玖生のような、活きの良い若手選手が台頭して市場価値も上げているのは明るい材料である。

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