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プレミアリーグ第9節、アーセナル対シェフィールド・ユナイテッドが現地時間28日に行われ、5-0でアーセナルが勝利した。エディ・エンケティアのハットトリックや冨安健洋のアーセナル初得点など、数字に残る活躍が目立った中で、カイ・ハフェルツは悔しい結果に。それでも期待感溢れる好パフォーマンスだった。(文:竹内快)
喜びと悔しさが共存するハフェルツ
試合終了を告げるホイッスルが鳴った時、カイ・ハフェルツは悔しそうな顔を浮かべた。
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負傷離脱のガブリエウ・ジェズスに代わって先発起用されたエディ・エンケティアが期待に応えるハットトリック。ファビオ・ヴィエイラはペナルティキックを冷静に流し込み、冨安健洋はコーナーキックの流れから嬉しいアーセナル初ゴールを記録。久しぶりにスターティングメンバーに名を連ねたエミール・スミス・ロウもアシストという数字に残る結果を出した。
しかしハフェルツには、ゴールもアシストも生まれなかった。ホイッスルが鳴る直前に転がり込んできたビッグチャンスをものにしていれば、ハフェルツも大勝を手放しに喜ぶことができただろう。勝利を喜ぶ反面、結果を残せなかった悔しさもある複雑な表情だった。
だが、悲観することはない。第7節ボーンマス戦でアーセナル移籍後初ゴールを記録してから、ゆっくりではあるがその調子は確実に上がってきている。今のハフェルツには“覚醒の兆し”があるのだ。