8位:ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年3月25日
年俸:1494万ユーロ(約21億円)
23/24リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト
マンチェスター・ユナイテッドは獲得したことを後悔しているかもしれない。ジェイドン・サンチョはほんの2年前まで世界を代表する選手の1人だったが、今ではまるで別人だ。
ドルトムントで毎シーズンのようにゴールとアシストを量産していたサンチョは、一時市場価値を1億3000万ユーロ(約182億円)まで高めた。そして2021年夏、多くのクラブから関心を集める中、8500万ユーロ(約119億円)の高額移籍金でユナイテッドに加わっている。ところが、期待値とは裏腹に、サンチョは新たな環境へ馴染めず、ドルトムント時代の輝きは徐々に失われていった。
在籍3年目となる今季は挽回を期待されたが、プレミアリーグ開幕3試合で途中出場に終わると、大一番の第4節アーセナル戦でベンチ外に。この理由についてエリック・テン・ハフ監督は「トレーニングでのパフォーマンス」としていたが、サンチョは自身のSNSを通じてこれに反論し、不満も露わに。この結果、規律を乱したとされ、トップチームから除外されることになった。
まさに不良債権と化しているサンチョ。未だオランダ人指揮官に謝罪する意思はないようで、早ければ今冬にクラブを離れるだろうと予想されている。このままでは、ユナイテッド史上最悪の補強に名を残すことになるだろう。