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現地時間29日(日本時間30日)、プレミアリーグ第10節でマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが激突する。通称マンチェスターダービーは毎度大きな盛り上がりを見せる世界的ダービーマッチの1つだ。そんな両クラブで高額年俸を受け取る選手は誰なのか。今回はマンチェスターダービー年俸ランキングを紹介する。(推定年俸はスポーツ選手の契約条件を取り扱う『Capology』、リーグ戦成績は27日時点の『transfermarkt』を参照。)
10位:アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド/フランス代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年12月5日(27歳)
年俸:1494万ユーロ(約21億円)
23/24リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト
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フランス代表のアントニー・マルシャルは、マンチェスター・ユナイテッドの現外国籍メンバーの中で最も在籍年数が長い選手である。しかし、クラブにおいて重要な戦力かと言われれば、疑問符がつく。
モナコでブレイクし「アンリ2世」とも称されたマルシャルは2015年、当時19歳の選手としては破格の6000万ユーロ(約84億円)という移籍金でユナイテッドに加入してサッカー界に衝撃を与えた。加入1年目からリーグ戦2桁得点を記録すると、2018/19シーズンにも同2桁ゴールをマーク。このシーズン中に契約延長を勝ち取り、現在の年俸を受け取ることになった。
翌2019/20シーズンは左ウィングからCFにメインポジションが移り覚醒。公式戦20ゴールの大台に乗せ、契約延長が間違いでなかったことを自らの力で証明した。ところが、このシーズン以降は稼働率が著しく低下。存在感はどんどんと薄くなり、2021/22シーズン途中にはセビージャにレンタル移籍している。戻ってからも復活の気配はなく、今季もここまでリーグ戦7試合で0ゴールと厳しい内容だ。
マルシャルとユナイテッドの契約は残り1年を切っている。高給取りでありながら稼働率が低く、チームに貢献できていない現状を考えても、契約延長を掴み取る可能性は限りなく低そうだ。