2位:ベガルタ仙台
本拠地:ユアテックスタジアム仙台
収容可能人数:1万9694人
今季平均入場者数:1万1969人
ベガルタ仙台はJ2リーグ屈指の人気クラブで、今季ここまで1試合平均1万1969人の観客がユアテックスタジアム仙台を訪れている。しかし、クラブとして満足できる数字ではないかもしれない。
今季の仙台は、特に東北勢同士の対決で多くの観客が集まっており、第13節・ブラウブリッツ秋田戦が1万5026人、第15節・モンテディオ山形戦が今季最多の1万5163人となっている。
ただ、コロナ禍前の2019シーズンは1試合平均の観客数が1万4971人だった。J1で戦っていたとはいえ、この減少幅は気になるところだろう。J2で戦っていた2004年から09年にかけては全て平均観客数が1万2000人を超えていたことを考えると、J2だとしても物足りない。
特にシーズン終盤になって状況は深刻で、ホームゲーム直近3試合はいずれも9000人前後で、1万人を超えなくなっている。第37節のロアッソ熊本戦では8740人で、今季最低を更新してしまった。仙台が下位に低迷していることと無関係ではないだろう。