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獲得を後悔? プレミアリーグ、今夏の補強ワーストイレブン。期待外れとなっている新戦力たち

シリーズ:補強ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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23/24シーズンの夏の移籍市場が閉じておよそ2カ月が経過した。多くの新戦力がチームに馴染んで行く中で、戦力となりきれていない選手は誰なのか。今回は今夏のプレミアリーグワースト補強をワーストイレブン形式で紹介していく(移籍金は『transfermarkt』を参照。成績は10月25日現在)。


GK

【写真:Getty Images】

GK:アンドレ・オナナ(カメルーン代表)
生年月日:1996年4月2日
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:5250万ユーロ(約73.5億円)
今季リーグ戦成績:9試合13失点2クリーンシート


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 ダビド・デ・ヘアに代わるマンチェスター・ユナイテッドの新守護神として期待をされていたアンドレ・オナナが予想以上に苦しんでいる。

 特に致命的となっているのがセーブ率の低さだ。他のトップレベルのGKであれば防げていた可能性があるシュートが失点に結びついてしまっており、第9節終了時点でのセーブ率は59%。これはブライトンのジェイソン・スティールに次ぐワースト2位のスタッツだ。彼のミスが勝敗に直結することも少なくなく、バイエルン・ミュンヘンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦では痛恨のキャッチミスで失点。このミスが響いて結果的に3-4で敗れてしまった。

 本来得意としていた足下での繋ぎの部分でも良さを発揮できているとは言えず、ガラタサライとのCLでの試合では彼のパスミスをきっかけにしてカゼミーロがボックス内でPKを献上したシーンもみられた。ビルドアップに関しては、核として期待されていたリサンドロ・マルティネスの負傷離脱の影響を大いに受けているのだが、最終ラインから繋ぐために獲得されたオナナが足を引っ張ってしまうとなると、デ・ヘアから交代した意味が薄れてしまう。

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