17位：ソボスライ・ドミニク（リバプール／ハンガリー代表）

生年月日：2000年10月25日
市場価値の増加額：3500万ユーロ（約49億円／100%UP）
市場価値の変動：3500万ユーロ（約49億円）→7000万ユーロ（約98億円）
23/24リーグ戦成績：9試合1得点0アシスト

　リバプールの新たな希望となっているソボスライ・ドミニクが17位に入った。

　ハンガリー出身のソボスライはオーストリアのザルツブルクで活躍したあと、同じレッドブルグループのライプツィヒへ移籍。昨季はブンデスリーガで31試合に出て6得点8アシストと活躍し、今年夏にリバプールへ移籍した。

　2023年1月の時点で3500万ユーロ（約49億円）の市場価値がついていたソボスライは、リバプールが移籍金として7000万ユーロ（約98億円）を支払ったこともあって、市場価値が急上昇している。

　リバプールでは開幕からリーグ戦で全試合にフル出場中。187cmの長身を活かしたダイナミックな推進力は、リバプールの新しい武器となっている。

　昨季に比べて得点関与が少ないように見えるが、リバプールでも影響力は抜群だ。英『アスレティック』は21日に行われたエヴァートン戦を分析する記事の中でソボスライを絶賛。「見出しを飾るのは2得点を決めたモハメド・サラーだとしても、ソボスライはまたしてもマン・オブ・ザ・マッチ級の働きをした」と称えた。その理由として、ボールタッチ数とパス成功率の高さがいずれも先発メンバーの中で3番手だったことを挙げ、ピッチ全域で効果的だったと説明している。

　これにゴールまで加わるようなことがあれば、鬼に金棒。ソボスライはまだ23歳と若く、まだ市場価値を上げる可能性は十分にある。