11位:ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード/イングランド代表)
生年月日:2003年6月29日
市場価値の増加額:4000万ユーロ(約56億円/36.4%UP)
市場価値の変動:1億1000万ユーロ(約154億円)→1億5000万ユーロ(約210億円)
23/24リーグ戦成績:9試合8得点2アシスト
今年夏にレアル・マドリードへ移籍したジュード・ベリンガムは、想像以上の怪物だった。多くのファンを驚かせているところだ。
ベリンガムは夏の移籍市場でボルシア・ドルトムントから移籍金1億300万ユーロ(約144億円)でレアルへ移籍した。まだ20歳のベリンガムだが、その能力は以前から高い評価を受けており、ステップアップは時間の問題だった。それでも、レアル加入直後のこの活躍は誰も予想していなかっただろう。
レアルでトップ下を任されているベリンガムは、ラ・リーガ開幕から4試合で5得点1アシストの大暴れ。8月のラ・リーガ最優秀選手賞を受賞した。9月に入ってリーグ戦での得点ペースがわずかに落ちたとはいえ、活躍を続けてゴールに絡み続けている。それもFWではなく、攻撃的MFとしてプレーしているのだから、規格外というほかない。
レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は今月7日のオサスナ戦のあと、ベリンガムについて「ここまでの得点力とは誰も予想していなかっただろう」とニンマリ。スペインに衝撃を与えている若手を手放しで称賛した。
2023年に入った時点ですでに高かった市場価値をさらに上げているベリンガムは、レアル加入でさらに進化を続けているところ。市場価値はどこまで上昇するのだろうか。
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