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明治安田生命Jリーグも佳境を迎え、来季の編成も気になる時期になった。各クラブは来季に向けて新戦力の獲得を目論むとともに、主力選手の残留へ総力を挙げることだろう。引き抜かれる側にとっては恐怖、獲得する側にとっては希望。昇格を決めたFC町田ゼルビアを除くJ2リーグ21クラブで活躍する若手10人を紹介する。
MF:武田英寿
所属クラブ:水戸ホーリーホック
生年月日:2001年9月15日(22歳)
J2リーグ成績:35試合2得点9アシスト
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青森山田高校出身の武田英寿は、2020シーズンに浦和レッズに加入した。翌年7月にはFC琉球、22シーズンには大宮アルディージャに期限付き移籍し、J2で出場機会を重ねた若武者は、今季プレーする水戸ホーリーホックでアシストを量産している。第39節終了時点で35試合に出場し、リーグトップの9アシストをマークしている。
4月の徳島ヴォルティス戦では得意の左足から難易度の高いボレーシュートを叩き込み、主戦場をボランチに移した中盤戦以降はアシストを量産している。左足のキックの精度が高く、セットプレーからのアシストも多い。ボールを扱う技術はボランチの位置では貴重な武器で、配球力はJ2でトップクラス。ボランチを経験することで運動量や守備の強度も上がっている。
青森山田高校時代はキャプテンを務め、水戸では中盤の司令塔としてチームを率いる役割を担う。保有元の浦和レッズには岩尾憲という経験豊富なゲームメイカーが君臨しているが、将来的に食い込む余地はあるだろう。J2で地道に成長し続ける武田がJ1で輝く日はいつになるのだろうか。