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最高の指揮官は誰だ? Jリーグ外国人監督勝率ランキング1~10位。異国からやってきた名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:ストイコビッチ


【写真:Getty Images】


勝率:63.6%(204試合103勝42分59敗)
国籍:セルビア
生年月日:1965年3月3日
在籍クラブ:名古屋グランパス(2008年~13年)

 クラブ史上最長となる6年間、名古屋グランパスを率いたのがドラガン・ストイコビッチだった。7年間プレーした古巣に戻ってきたのは、現役引退から7年半後。現役時代と変わらぬカリスマ性でチームを惹きつけ、チームを再建していった。

 不振が続いていた玉田圭司は復活を遂げ、2年目の小川佳純は11得点をマーク。優勝こそ逃したものの、就任1年目から3位という好成績を残した。翌年は9位と順位を落としたが、天皇杯準優勝、AFCアジアチャンピオンズリーグベスト4と着実に結果を残す。そして、就任3年目の2010年、ケネディが17ゴールで得点王に輝き、年間MVP楢崎正剛や田中マルクス闘莉王を中心とする鉄壁の守備が光り、悲願のリーグ優勝を果たした。

 この年にストイコビッチは年間最優秀監督にも輝き、Jリーグ史上初の年間最優秀選手とのダブル受賞を達成している。翌11年も優勝争いに食い込み2位に入るなど、6年間を通して結果を残した。ストイコビッチが名古屋で過ごした13年は、グランパスにとって記憶にも記録にも残る時間だった。

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