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最高の指揮官は誰だ? Jリーグ外国人監督勝率ランキング1~10位。異国からやってきた名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ホルガー・オジェック


【写真:Getty Images】


勝率:63.0%(118試合68勝10分40敗)
国籍:ドイツ
生年月日:1948年8月31日
在籍クラブ:浦和レッズ(1995年~96年、2007年~08年3月)

 1995年、浦和レッズは初めて外国人指揮官を招聘した。ホルガー・オジェックは、1990年のイタリアワールドカップを制した西ドイツ代表のアシスタントコーチを務め、ボーフムとフェネルバフチェを経て日本にやってきた。

 前年まで低迷し、「お荷物」とまで酷評された浦和はドイツ人指揮官の下で躍進する。ギド・ブッフバルトが守備の中心となり、福田正博が32ゴールで得点王に。1年目は1stステージ3位となり、優勝争いを演じた。

 96年限りで浦和を離れたオジェックは、教え子でもあるブッフバルトの後を受けて07年に浦和の監督に復帰する。夏場に首位に立つが、ラストで失速して優勝を逃した。一方で、AFCアジアチャンピオンズリーグを制し、FIFAクラブワールドカップでも3位に輝く歴史的な1年となった。

 しかし、第2次政権はあっけなく幕を閉じる。開幕から2試合で連敗を喫して解任された。それでも、お荷物と呼ばれた浦和を強くし、アジアの頂点へと導いたオジェックの功績は浦和の歴史の一部と言える。


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