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移籍市場注目!? 欧州、放出候補リスト10人【FW編】放出必至? 移籍可能性大の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ウスマン・デンベレ(フランス代表)

PSGのデンベレ

【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月15日
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
契約期間: 2028年6月30日
22/23リーグ戦成績:25試合5得点7アシスト

 バルセロナでプレーしていた18/19シーズンには市場価値が1億2000万ユーロ(約168億円)に達した快速WGだが、現在はその半分となる6000万ユーロ(約84億円)まで価値を落としているのがフランス代表ウスマン・デンベレだ。

 16/17シーズンはブンデスリーガのボルシア・ドルトムントでプレーし、公式戦50試合に出場して10得点22アシストを記録。その華々しい活躍によって17年夏に移籍金1億3500万ユーロ(約189億円)でバルセロナに移籍し、スピードを武器にしたアタッカーとして6シーズンにわたってプレーした。しかし、遅刻癖など素行不良な面や怪我の多さも問題視され、バルセロナで期待されたデンベレはそこまでのインパクトは残せなかった。

 そんなデンベレは今夏に5000万ユーロ(約70億円)でPSGに加入して右WGとしてプレーしているが、ここまで公式戦10試合に出場して0得点2アシストと得点に絡む仕事はあまりできていない。ドリブルのキレなどパフォーマンス面が不安視され、さらに守備面での貢献度も高くないためデンベレ不要論も噴出している。

絶対的存在でないにも関わらず、クラブ内で2番目に高給となる2000万ユーロ(約28億円)の年俸(スポーツ選手の契約条件を取り扱う『Capology』参照)を受け取って財政面を圧迫しているのもマイナスポイントであり、期待を下回る活躍から早くも放出が噂されている。

 10月には同性愛を侮辱した行為によって、同僚のアクラフ・ハキミ、ランダル・コロ・ムアニらとともに1試合の出場停止処分が言い渡されているが、現状のパフォーマンスに加えて素行面でさらなる問題を起こせば一気に今冬の移籍問題が加速しても不思議ではない。

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