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移籍市場注目!? 欧州、放出候補リスト10人【FW編】放出必至? 移籍可能性大の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アントニー・マルシャル(フランス代表)

マンチェスター・ユナイテッドのマルシャル

【写真:Getty Images】


生年月日:1995年12月5日
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
契約期間: 2024年6月30日
22/23リーグ戦成績:21試合6得点2アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドに加入して今季で9シーズン目を迎えたのが、フランス代表FWのアントニー・マルシャルだ。15年夏に、若干19歳でリーグ・アン(フランス1部)のモナコからユナイテッドに加入すると、同シーズンは公式戦49試合に出場して17得点9アシストを記録し、プレミアリーグ初挑戦ながらいきなりクラブにフィットして大きな戦力となった。

 その後は不調に陥りFWとしてのキャリアはやや停滞するも、19/20シーズンは公式戦48試合に出場。23得点12アシストとセンターフォワードとして完全復活を果たした。しかし、マルシャルの活躍は長くは続かず、20/21シーズン後半から怪我による負傷離脱が増えて出場時間は大幅に減少。クラブで6番目の高給(スポーツ選手の契約条件を取り扱う『Capology』参照)となる1494万ユーロ(約20億9100万円)を受け取るが、その年俸に見合わない稼働状況となっている。

 22年冬にはラ・リーガのセビージャへレンタル移籍に出されたマルシャルであったが、そこでも復活はできず。今季は7試合に出場(うち2試合で先発)して0得点0アシストと得点に絡む仕事はできず、契約期間は24年6月30日までなのでもう1年を切っているが、このままでは契約更新は厳しいだろう。

 今夏にはレアル・マドリードへ買取オプション付きのレンタル移籍をユナイテッド側から打診したとの報道があったが、結局移籍は成立せず。少しでも多くの出場機会を求めて、マルシャルがこの冬に移籍することはあるだろうか。

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