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移籍市場注目!? 欧州、放出候補リスト10人【FW編】放出必至? 移籍可能性大の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ブライアン・ヒル(スペイン代表)

トッテナムのブライアン・ヒル

【写真:Getty Images】


生年月日:2001年2月11日
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
契約期間: 2026年6月30日
22/23リーグ戦成績:17試合2得点2アシスト(セビージャ)

 2021年夏に、エリック・ラメラとトレードでラ・リーガのセビージャからトッテナムに加入したのがブライアン・ヒル。両WGでプレー可能な左利きの若きサイドアタッカーであり、2021年開催の東京オリンピックではU-24スペイン代表メンバーとして5試合に出場している。

 トッテナム加入後は数少ない出場機会でアピールしきれず、21/22シーズンはラ・リーガのバレンシアに冬からレンタル移籍となり、22/23シーズンは冬から古巣のセビージャへレンタル移籍。昨季のセビージャではリーグ17試合に出場して2得点2アシストを記録し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのユベントス戦では、貴重な1アシストをあげてチームの勝利と決勝進出に貢献した。

 今季からトッテナムにレンタルバックで戻ってきたヒルだが、鼠径部を手術した影響でここまで公式戦出場はなし。ようやくコンディションが整い第8節ルートン・タウン戦でベンチ入りとなったが、その試合での出場はなかった。今季のトッテナムは新加入したブレナン・ジョンソン、マノー・ソロモンらWG陣が怪我離脱中で層が薄く、実力をアピールしたいヒルにとって千載一遇のチャンスとなっている。

 現在のトッテナムの左WGには、ブラジル代表FWリシャルリソンが起用される傾向にあるが、ヒルは途中交代である程度の出場機会が与えられそうだ。ここで結果を出せないと、負傷離脱組の復帰でヒルはベンチ入りすら危うくなり、今冬で再びレンタル移籍という可能性が高まるだろう。

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