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移籍市場注目!? 欧州、放出候補リスト10人【FW編】放出必至? 移籍可能性大の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

イヴァン・トニー(イングランド代表)

ブレントフォードのトニー
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年3月16日
所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)
契約期間: 2025年6月30日
22/23リーグ戦成績:33試合20得点4アシスト

 昨季はプレミアリーグで33試合に出場し、20得点4アシストを記録して一躍その名を轟かせたのがブレントフォードのFWイヴァン・トニーだ。この得点数は、昨季リーグ戦で得点トップのアーリング・ハーランド、2位のハリー・ケインに次ぐものであり、ストライカーとしての類まれなる才能を示すシーズンとなった。

 今年3月にはイングランド代表に初招集されてUEFA EURO 2024予選に出場するなど、順調にフットボール選手としてのキャリアを重ねていたトニー。だが、2023年5月に賭博規則違反が報じられギャンブル依存症と診断された結果、8ヶ月の出場禁止処分と罰金が下された。そのため、今季は1試合にも出場することはなく、24年1月17日までプレーできない状態となっている。

 そんな活動停止中のトニーを巡り、興味を示しているのが得点力不足に悩むチェルシーや、センターフォワードの補強に動くアーセナルだ。強度の高いサッカーと過密な日程を強いられる環境でもトニーはキャリアを通じて怪我による欠場が極めて少なく、プレミアリーグでの実績もあるため非常に魅力的な銘柄となっている。トニー本人はより大きなクラブへの移籍に前向きな発言をしていて、ブレントフォード側も要求に足るオファーであれば移籍を容認する構えだ。

 かつてプレミアリーグで活躍したMFジャーメイン・ペナントは、『NewBettingSites.uk』で「トニーはイアン・ライトのような存在となれる」とその能力を絶賛。トニーが再びストライカーとして活躍ができるか、また移籍先にどのクラブを選ぶのか注目は高まる。

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