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日本人選手も登場! サッカー選手市場価値アップ額ランキング1~10位【23/24最新版】

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ヴィクター・オシムヘン(ナポリ/ナイジェリア代表)

ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年12月29日
市場価値の増加額:5000万ユーロ(約70億円/71.4%UP)
市場価値の変動:7000万ユーロ(約98億円)→1億2000万ユーロ(約168億円)
23/24リーグ戦成績:8試合6得点0アシスト

 ナポリのエース、ヴィクター・オシムヘンは世界市場価値ランキングのトップ10に名を連ねている唯一のセリエA所属選手である。それも納得だろう。この男はまさに規格外のストライカーだ。

 リールで頭角を現したオシムヘンは、2020年にクラブ史上最高額の移籍金7500万ユーロ(約105億円)でナポリにやってきた。セリエA初挑戦ながら2桁ゴールをマークしてすぐに期待に応えると、在籍3年目となった昨季はリーグ戦32試合の出場で26得点5アシストという圧倒的な成績を残し、クラブを33年ぶりのスクデットに導くとともに、自身は初のセリエA得点王に輝いた。今季はチームこそ苦しんでいるが、個人としては相変わらずの得点力を発揮している。

 身長185cm・体重78kgという申し分ない体格を誇るオシムヘンのパワーは強力であり、そこに爆発的なスピードや人間離れした跳躍力もついてくる。彼を1対1で止められるDFはセリエAにはおらず、組織を一瞬で破壊してしまう理不尽なゴールも少なくない。マンチェスター・ユナイテッドを筆頭に、数多くのクラブが大金を積もうとするのは当然のことだ。

 年明けの時点ですでに高い市場価値を持っていたオシムヘンだが、セリエA得点王という立派な称号を手にしたこともあり、まだまだ上昇が止まらない。現在は1億2000万ユーロ(約168億円)となっており、1億5000万ユーロ(約210億円)の大台到達まであと一歩のところまで迫っている。

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