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「物理的に不可能だ」アルテタ監督が不満。チェルシー戦引き分け「失点しても信念を持ち続けた」

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシー戦の判定に不満を漏らしたアルテタ監督
【写真:Getty Images】



冨安健洋は後半から出場

 アーセナルは現地時間21日、プレミアリーグ第9節でチェルシーと対戦し、2−2で引き分けた。アーセナルのミケル・アルテタ監督は後半に2点を奪い追い付いたことに満足しつつも、前半に審判がPK判定を下したことに不満を漏らしたようだ。英メディア『Evening Standard』が伝えている。



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 チェルシーは15分、MFコール・パルマーがPKを決め先制。48分にはFWミハイロ・ムドリクが追加点を奪ったが、アーセナルが後半に反撃。77分にMFデクラン・ライスが、84分にFWレアンドロ・トロサールが相次いでゴールを決めて追い付いた。この試合、アーセナルのDF冨安健洋は後半から途中出場している。

 前半、チェルシーにPKが与えられたシーンはムドリクとアーセナルDFウィリアン・サリバが競り合った際に起こった。ムドリクの頭にボールが当たってボールの軌道が変わり、サリバの左手にボールが当たったように見えた。主審がオンフィールドレビューを行い、PK判定を下している。

 アルテタ監督はこの判定に不満を表している。「ムドリクがサリバと接近する中、手を上げずにジャンプすることは不可能だ。物理的に不可能だ」

 その上で、2点ビハインドを追い付いたチームを称賛している。「ピッチにいた選手もベンチの選手も、どうすれば試合展開が変わるか考えていた」

 さらに、アルテタ監督は「ドレッシングルームでも本当に静かで、選手たちがもっと点を取りたがっていたと分かった」と、追い付いた後の選手たちの振る舞いも褒めた。

「私たちには点を取り続けるという信念があった。失点しても信念を持ち続けた。私はそんなチームが大好きだ。今後も、私は選手たちに同じ姿勢を求め続ける」

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【了】

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