11位:ジュード・ベリンガム(イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2003年6月29日
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:31試合8得点5アシスト(ドルトムント)
今夏にレアル・マドリードに加入したジュード・ベリンガムは、早くも常勝軍団の“王様”になりつつある。昨季までフル稼働だったトニ・クロースとルカ・モドリッチの出場時間が減少気味なのは、この男の存在が大きい。
ベリンガムは20歳という年齢にして攻守にわたって高い完成度を誇る。いずれの能力値も「80」以上と総合力が高く、苦手なプレーがない。
その中でも特に目を引くのが「88.7」を叩き出した「フィジカル」の強さだ。攻撃時は規格外の身体の強さとスピードで強引に前へドリブルで運んだかと思えば、守備時はリーチの長いタックルでボールを刈り取る。それも「フィジカル」を前面に押し出すプレーだけでなく、ダブルタッチで相手をかわすなど「スキル」も兼ね備えており、フリーの選手を見つけて、そこにしっかりとパスを通す技術も兼ね備えている。
全ての能力値が「80」以上を叩き出したベリンガムだが、さらに上がり目があるとすれば、彼の中では最も低い「81.3」に留まった「攻撃力」だろう。今季は第9節終了時点で8試合8得点を決めており、現時点での得点ランキングでトップだ。すでに昨季叩き出したキャリアハイのゴール数に並んでおり、二桁ゴールは確実だろう。このペースで得点を重ねれば一気に「90」以上となる可能性もあり、そうなればトップも見えてくる。間違いなく、世界最高の選手となる素質を持っている選手だ。
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