13位:サンドロ・トナーリ(イタリア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年5月8日
所属クラブ:ニューカッスル(イングランド)
22/23リーグ戦成績:34試合2得点7アシスト(ミラン)
今夏に心のクラブであるミランを離れてニューカッスルへと移籍したサンドロ・トナーリが13位にランクインした。
この若きイタリア代表MFは、憧れである元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾのように豊富な運動量でピッチを駆け回るプレーを得意としている。ニューカッスルでも中盤の底ではなく、インサイドハーフとして起用をされており、「87.9」という高い「フィジカル」能力を武器に自分より体格が大きい相手にもしっかりと闘えている。「83.0」と高い「守備力」を記録している。
この運動量を土台にトナーリはピッチのあらゆる局面に顔を出して「88.6」を叩き出した「スキル」で打開する。普段は中盤でプレーするイタリア代表MFだが、カウンターの場面では自慢の走力で一気に前進してシュートやラストパスなどで得点にも絡む。昨季は7アシストを記録するなど高い位置でのプレーも期待ができ、攻撃力も「78.8」とセントラルMFの選手ではまずまずの数値を記録した。
そんなトナーリだが、10月の代表ウィーク期間中に賭博疑惑が発覚し、プレー以外で注目を集めている。関係当局がどのような処分を言い渡すかは不透明だが、本来はピッチでの戦いぶりが話題となるべき選手だ。この疑惑に関しては、正式な捜査結果が出るまで見守っていくしかない。