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世界最高の選手は誰だ? サッカー選手能力値ランキング11~15位【23/24版】

シリーズ:23/24能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:マルセロ・ブロゾビッチ(クロアチア代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年11月16日
所属クラブ:アル・ナスル(サウジアラビア)
22/23リーグ戦成績:28試合3得点5アシスト(インテル)

 今夏にインテルからサウジアラビアのアル・ナスルへと移籍したマルセロ・ブロゾビッチが14位にランクインした。

 長年イタリアの名門の“司令塔“としてプレーしていた実力は伊達ではなく、攻守にわたって高いサッカー「IQ」でタクトを振るってきた。自慢の「スキル」でボールを失わずに繋ぎつつ、時折ゴール前にまで飛び込んで決定的な仕事をこなすなど状況判断のよさも光る。「IQ」は「89.8」、「スキル」は「87.4」と高い数値を叩き出した。

 身長181cm、体重68kgとかなり細身の選手ではあるが、それを補う豊富な運動量でピッチの広いエリアをカバーする。インテル時代は出場試合の大半で走行距離のトップに立っており、準備の質の高さと運動量で相手のプレーを先読みして多くのセカンドボールを回収。二次攻撃、三次攻撃へと繋げる重要なピースとして中盤の底に君臨した。そのため「フィジカル」と「守備力」はいずれも「85」前後と高いレベルにある。

 今夏にサウジアラビアへと活躍の場を移したブロゾビッチだが、クロアチア代表では不動のレギュラーとしてプレーし続けている。一度、ヨーロッパのトップレベルを離れる決断をしたが、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でのパフォーマンスのようにプレーは全く衰えていない。

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