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冨安健洋の守備力がチェルシー戦で重要?
プレミアリーグ第9節、チェルシー対アーセナルの試合が現地時間21日に開催される。英メディア『アーセナル・インサイダー』が、重要な一戦となるロンドンダービーにおいて、日本代表DF冨安健洋の先発起用を真剣に検討する必要があると、アーセナルに提言した。
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代表ウィーク前のマンチェスター・シティ戦で75分に途中出場を果たした冨安は、86分に相手3人に囲まれながらも頭でパスを繋ぎ、攻撃の起点となった。そして、カイ・ハフェルツからパスを受けたガブリエウ・マルティネッリが右足でシュートを放つ。相手DFに当たって軌道が変わり、ゴール左に吸い込まれた。これが決勝点となり、アーセナルが1-0の勝利をおさめている。好調を維持したまま日本代表に合流した冨安は、カナダ戦とチュニジア戦に出場して6連勝に貢献した。
同メディアは冨安について「健洋の最大の強みはその多才さだ。彼はこれまで右サイドバックやセンターバックとして定期的にプレーしてきたが、今シーズンはこれまでのところ左サイドバックでの起用が好調に見えている」と評価し、「ミケル・アルテタ監督はチェルシー戦で、オレクサンドル・ジンチェンコの代わりに冨安を守備の左サイドで先発させることを真剣に検討すべきだろう」と提言した。
その理由については「マウリシオ・ポチェッティーノ監督のチームを過小評価すべきではない。チェルシーは昨季のほとんどの期間で調子が良くなかったが、依然としてワイドエリアに多くの才能がある。ラヒーム・スターリング、ミハイロ・ムドリク、ノニ・マドゥエケのような選手たちは皆、アーセナルにダメージを与える能力を持っている。これらの脅威が存在するため、アルテタはスタンフォード・ブリッジに向かう際に後方でのサイドを可能な限り堅固にする必要がある。ジンチェンコの質はともかく、相手がボールを持って走ってくるような1対1の状況では冨安ほど強くはない。まさにこのロンドンダービーで求められるのはそれだ」と説明している。
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