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Jリーグ 1年前

次はどこへ? Jリーグに招聘したい日本人フリー監督5人。確かな実績を持つ名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

シュタルフ悠紀

AC長野パルセイロを率いたシュタルフ悠紀
【写真:Getty Images】


生年月日:1984年8月4日(39歳)
最終指導歴:AC長野パルセイロ(2023年8月)
主なタイトル:なし

 シュタルフ悠紀は現在フリーの日本人指導者の中でも群を抜いて若い人材だ。8月に39歳となったばかりである。

 ドイツ人の父と日本人の母の下に生まれたシュタルフは、負傷に苦しんだこともあり、選手としてのキャリアで花は開かなかった。

 それでも2019年、ユース時代に所属したY.S.C.C.横浜の監督に就任。当時Jリーグ史上最年少となる34歳の監督が誕生して注目された。2022シーズンからはAC長野パルセイロを率いたが、今年8月28日に成績不振で解任となっている。

 シュタルフ監督率いる長野は、2022シーズンのJ3リーグを8位で終えた。今季は不振が続いて、テコ入れの必要があると判断されている。

 ただ、シーズン序盤は好調で、第10節終了時点では首位を走っていた。青年監督らしく、いまどきの可変システムを採用。うまくJ3に落とし込んで、スピーディーな攻撃につなげて勢いをもたらしている。

 その後は結果が出ず、負の連鎖が起きたことで順位を下げてしまったものの、戦術家としての評価は高い。結果を出せる指揮官という印象を植えつけたはずだ。

 まだ39歳と若いシュタルフ監督。青年監督の次の舞台はどこになるだろうか。

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