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放出必至か…。欧州、冬の移籍候補リスト10人【MF編】理由は様々?クラブを離れそうな男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・デンメ(元ドイツ代表)

ナポリのデンメ

【写真:Getty Images】


生年月日:1991年11月21日
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
契約期間:2024年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト

 昨季33年ぶりにセリエAを制覇し、新たな歴史を築いたナポリだが、その優勝にほぼ貢献できなかった守備的MFが元ドイツ代表のディエゴ・デンメだ。

 20年冬にRBライプツィヒからナポリに移籍。加入当初はまずまずの出場機会を得て、19/20シーズンのコッパ・イタリア優勝にも貢献したが、怪我なども影響して次第に出場時間を減らしていった。昨期までナポリを率いたルチアーノ・スパレッティ監督のもとでは公式戦出場7試合(142分)にとどまり、新指揮官リュディ・ガルシアが就任した今季は試合出場0。ベンチを外れる事も多く、余剰戦力となっているのは明らかだ。

しかも、クラブで10番目の高給となる321万ユーロ(約4億4940万円)の年俸(スポーツ選手の契約条件を取り扱う『Capology』参照)を受け取るが、ほとんど出場機会のない選手に払う額ではないだろう。

 デンメ本人も出場機会を求めて移籍を希望していると報道され、今夏にはヘルタ・ベルリンやフィオレンティーナへの移籍が持ち上がったものの結局移籍は見送られた。デンメとナポリとの契約は24年夏までとなっていて契約更新は絶望的な状況だが、果たしてこのままクラブにとどまってフリーで放出されるのか、冬の移籍市場で動きがあるのか注目だ。

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