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放出必至か…。欧州、冬の移籍候補リスト10人【MF編】理由は様々?クラブを離れそうな男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

レアンデル・デンドンケル(ベルギー代表)

アストン・ヴィラのデンドンケル

【写真:Getty Images】


生年月日:1995年4月15日
所属クラブ:アストン・ヴィラ(イングランド)
契約期間:2026年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:20試合0得点0アシスト

 ベルギー代表レアンデル・デンドンケルは、所属するアストン・ヴィラで出場機会が得られていない28歳のMFだ。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のアンデルレヒトで頭角を現した選手であり、その後18年夏にウォルバーハンプトンに移籍してプレミアリーグ初挑戦。22年夏にアストン・ヴィラに加入して現在に至る。

 188cmと恵まれた体格を誇り、ボランチやCBのポジションでプレーするデンドンケルは空中戦、対人戦と言った守備的なタスクに能力を発揮するパワー型のMFだ。しかし、アストン・ヴィラではブバカール・カマラやドウグラス・ルイスが中盤でスタメン出場することが多く、昨季のデンドンケルはリーグ戦20試合(688分)の出場に留まった。今季もここまでリーグ戦2試合(2分)とほんのわずかに出場したのみであり、ベンチを外れることも増えている。

 2022年のFIFAカタールワールドカップでは、ベルギー代表としてCBや守備的MFのポジションで2試合に先発出場したデンドンケル。だが、クラブで思うようなパフォーマンスを残せていないことも影響して、23年に入ってからはUEFA EURO予選を戦うベルギー代表に招集されていない。

 クラブでは、今季から新加入したMFユーリ・ティーレマンスの方が幾分か優先順位は高く、さらに若手MFのジェイコブ・ラムジーも控えているため、デンドンケルを取り巻く状況が良いとは言えない。出場機会を求めてこの冬に移籍するかどうか注目が集まる。

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