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放出必至か…。欧州、冬の移籍候補リスト10人【MF編】理由は様々?クラブを離れそうな男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

カルロス・ソレール(スペイン代表)

PSGのソレール

【写真:Getty Images】


生年月日:1997年1月2日
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
契約期間:2027年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:26試合3得点3アシスト

 16/17シーズンにラ・リーガのバレンシアでレギュラーに定着し、その活躍が認められて22年夏にリーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したのがカルロス・ソレールだ。

 バレンシアの下部組織出身選手として20歳でスタメンを掴み、20/21シーズンにはPKのみでレアル・マドリード相手にハットトリックを決めて話題になったMFである。同じくバレンシア出身のスター選手にプレースタイルが似ていることから“ダビド・シルバ2世”とも呼ばれた技巧派ゲームメイカーだが、PSG移籍後は次第にバレンシア時代の輝きを失いつつある。

 22/23シーズンはPSGでリーグ戦26試合に出場(うち14試合でスタメン)とまずまずの出場機会を得ていたが、シーズン終盤には途中出場がメインとなり、今季はここまでリーグ戦6試合に出場してスタメン出場は1試合のみ。ポルトガル代表MFのヴィティーニャや、ウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテらが優先起用された結果、ソレールの出場時間は110分とベンチで出番を待つ事が増えている。

 そんなソレールを巡り、獲得に興味を示していると言われるのがラ・リーガのアトレティコ・マドリードや、22年夏にも獲得の噂が出ていたセリエAのユベントスだ。特にユベントスは、MFポール・ポグバのドーピング疑惑や、MFニコロ・ファジョーリの賭博違反による出場停止処分で中盤の層が薄くなっていることから戦力補強が必須。今冬のソレール獲得に可能性のあるクラブとなっている。

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