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世界最高の選手は誰だ? サッカー選手能力値ランキング1~10位。トップは?【23/24版】

シリーズ:23/24能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ミケル・メリーノ(スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年6月22日
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:32試合2得点9アシスト

 所属するレアル・ソシエダで絶対的なポジションを築き、スペイン代表でもレギュラー格になりつつあるミケル・メリーノが9位にランクインした。

 メリーノを一言で表すとすれば、攻守両面での貢献度が期待できる万能型MFだ。低い位置で守備的にプレーをすることも、高い位置で違いを作ることもできる選手で、一番低い能力値である「攻撃力」も「81.8」と高いレベルを誇る。

 彼の魅力はスペイン人らしい卓越した「スキル」だ。昨季9アシストを記録したことからもわかるようにパスのレベルが非常に高く、相手ディフェンスラインの背後に落とす左足の絶妙なフィードやスペースへのスルーパスでチャンスを演出する。足下のテクニックと身体の強さを活かしたドリブルでのキープ力もあり、相手選手に囲まれても簡単にボールを失わない。

 また攻守両面においてセットプレーで存在感をみせる「フィジカル」も魅力で、189cmという長身を活かしたヘディングは多くの場面でチームにプラスを与えている。スピードが決してあるタイプの選手ではないが、「IQ」も高くポジショニングもよいため守備も安定している。特に被カウンターでの守備対応はかなりレベルが高く、スペースのケアと寄せるタイミングを絶妙に使い分けている。

 トップ10にランクインした選手では珍しく「90」以上の能力値はないが、5つの数値が「81.8」から「88.8」の間に収まっていることから9位という高順位に入り込んだ。

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