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日本代表 1年前

サッカー日本代表、チュニジア戦全選手パフォーマンス査定。別格の輝きを放っていたのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

MF


【写真:田中伸弥】


久保建英(背番号20)
チュニジア代表戦:82分OUT
評価:A

 スペインで絶好調のこの男はやはり別格だ。トップ下だけでなく、伊東純也や旗手怜央と絶えずポジションチェンジしながら、積極的にボールに絡んで攻撃の潤滑油になった。ゴールこそ無かったものの、伊東の2点目をアシスト。全体的なプレーに自信からくる余裕が感じられ、巧みなボディコントロールで時間を作り味方の動き出しを待ったり、ドリブルで一気に持ち運んで局面を打開するなど個人技のレベルの高さを如何なく発揮した。

遠藤航(背番号6)
チュニジア代表戦:フル出場
評価:A

 日本代表が相手を押し込み続けることができたのは、この男がセカンドボールをすぐに回収し、2次攻撃、3次攻撃が可能になったからだ。中盤の潰し役としていつも通りの圧倒的なボール奪取能力を見せただけでなく、長短を織り交ぜた効果的な縦パスで攻撃のスイッチを入れた。ボランチとしてコンビを組んだ守田英正との連係は完璧で安心感しかない。

守田英正(背番号5)
チュニジア代表戦:フル出場
評価:A

 ピッチを縦横無尽に走り回り、攻守にわたって圧巻のパフォーマンスだった。特筆すべきはそのポジショニングの良さで、遠藤航がサイドの守備へ回った際に空いたスペースをしっかりとカバーし、中央を相手MFに自由に使わせず。またインサイドハーフのような高い位置まで攻め上がってチャンスメイクをするシーンも印象的で、同選手の総合力の高さを改めて思い知らされた試合だった。

南野拓実(背番号8)
チュニジア代表戦:72分IN
評価:B

 この試合も動き出し、ポジショニングの良さは素晴らしく、短い時間でも結果を残そうとするアグレッシブな姿勢を見せた。上田綺世と2トップ気味な位置関係を取り、前線から積極的なプレスで2-0の完勝に貢献。試合終盤に訪れた決定的なチャンスを外してしまったことは残念だが、所属するASモナコでは大活躍中であり、カタールで10番を背負った男の完全復活は近い。

伊藤敦樹(背番号15)
川辺駿(背番号7)
田中碧(背番号17)
チュニジア代表戦:出場無し
評価:評価無し

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