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サッカー日本代表は「全員が似たようなことを描いている」板倉滉が振り返るチュニジア戦完勝の理由

text by 編集部

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チュニジア戦でプレーする板倉滉
【写真:Getty Images】



板倉滉、CBで72分までプレー

 サッカー日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦し、2−0で勝利を収めた。DF板倉滉は、CBとして72分までプレー。試合後のインタビューではボランチ、SBとの連係の良さを説き「みんなが似たようなことを描きながらプレーできている」とイメージの共有がうまくいったと手応えを口にした。



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 CBとしてボールを保持する場面は多くあったが「(単に)サイドに出すのは簡単。(だが)自分たちでボールを持ちながらMF遠藤航とMF守田英正を使い、サイドも生きてきた」と、ボランチと連係してピッチを幅広く使いながらパス回しができたと回顧した。

 ただ、この試合で相手攻撃陣はなかなか前に出てこず、相手の空いたスペースが見えてこなかったという。それでも板倉は「臨機応変に相手を見ながら、嫌がるところを突けた」と評価した。

 守備面では数的不利の場面をつくられるシーンもあったが、「大外を捨てて守れた」。この日で右CBを務めた板倉は、右SBの菅原由勢がプレスに向かったときのカバーや、帰陣がスムーズにいき、臨機応変に相手の攻撃に対応できたと自賛。「練習から声をかけながらできていた」とし、試合でも声をかけ合い、ボールを奪われた後の守備がうまくいったと述べた。

 GK鈴木彩艶についても言及。板倉がベンチに退いた後の後半アディショナルタイム、バックパスを空振りするシーンもあったが「びっくりはしたが、ああいったことも含めてアクシデントもピンチもある(もの)」と意に介さず。「特に気にかける必要もなかったし堂々としていた」と評価し、鈴木を「お互いに高めていきたい存在」と表現した。

(取材:元川悦子、構成:編集部)

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【了】

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