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「評価に値する内容」。サッカー日本代表、遠藤航が得た確かな手応えとは? 「相手からしたら嫌」

text by 編集部

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チュニジア戦でフル出場を果たした遠藤航
【写真:Getty Images】



遠藤航、フル出場で2−0勝利に貢献

 サッカー日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦し、2−0で快勝した。フル出場を果たしたMF遠藤航は、追加点を奪えなかったことを悔やみつつも「評価に値する内容だった」と手応えを得た様子。MF守田英正と組んだボランチのポジションで意識していた点や、守備面で効果的だった点を説明している。



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「悪くはないと思いますね」と切り出した遠藤は、攻撃後のリスク管理や、切り替えの素早さが効果的だったと振り返った。

 遠藤は「カウンターにビビりながらボールを動かしても形にならない」と、ボランチとして縦パスを積極的に供給したという。

 DF冨安健洋、DF板倉滉のCBコンビが長くボールを持つシーンが多く、CBに相手選手が寄せに行ったタイミングで遠藤、守田の2ボランチがフォローし、相手をはがすことができたと指摘。「相手を見ながら立ち位置を変えて崩せたシーンが何回もあった」と効果を強調した。

 また、この試合で2ボランチはマンツーマン気味にプレーしたが「下がり過ぎず、前に前にというのが相手からしたら嫌」とラインを保つよう意識したという。

 ボランチ、CBの4人の連係が良かったのではとの問いには「SBや冨安も含めて一人ひとり、いいポジションを取っているからこそ(安定して見えたのでは)」と、守備陣全体のポジション取りの良さを説いた。

 サイドでボールを持たれても、中央に決定的なパスを入れさせないよう意識することが「基本的なところ」だったと遠藤は言う。遠藤か守田が中央からサイドに出てプレスをかけ、ボランチの対応に他の守備陣もうまく呼応したと胸を張った。 

(取材:元川悦子、構成:編集部)

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【了】

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