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チュニジア代表戦で活躍が期待される久保建英

　サッカー日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦する。レアル・ソシエダに所属する久保建英は13日のカナダ代表戦で出場がなく、チュニジア代表での出場が予想される。「やることはいつもと変わらないと思う」と普段通りを強調しつつ、活躍を誓った。

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　ソシエダでもプレーする右サイドでの起用が予想される久保は、「縦にも中にもいけるのが今の僕の特徴だと思うので、（相手が）1枚くらいなら全然余裕かなと思います」と自信をみなぎらせる。ソシエダではリーグ戦5得点をマークしており、フィニッシャーとしての役割も担う。「チームでは左での崩しが多い中で僕が（右から）入ってくる感じ。（日本代表で）僕が右で出たら右サイドからの崩しが多くなるかもしれないし、そこは臨機応変に使い分けたい」とイメージをふくらませた。

　久保にとってチュニジア代表戦が行われるノエビアスタジアム神戸は縁起のいいスタジアムだ。2018年8月26日にJ1初ゴールを記録し、昨年6月10日のガーナ代表戦では日本代表初ゴールを記録した。「もう過去のことなのでああだこうだ言う必要はないと思いますけど、あの時はうれしかった」と振り返った。

　日本代表ではセットプレーのキッカーとしても活躍が期待される。「前日練習でFKを決めている」と明かした久保は、「今までも僕が出ているときに蹴らなかったことはないと思うので、そのままの姿勢は継続ということで」と積極的にキッカーに名乗りを上げるつもりだ。

　鎌田大地や三笘薫、堂安律といった攻撃で違いを作れる選手が不在ということもあり、チュニジア代表戦は久保により一層の期待がかかる。「彼らがいなくても僕は主役になるつもりで来ている」と頼もしい言葉を残し、チュニジア代表戦に臨む。

（取材：元川悦子、構成：編集部）

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