CB:板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)
生年月日:1997年1月27日(26歳)
日本代表通算成績:21試合1得点1アシスト
板倉滉は、10月のインターナショナルウィーク前最後のリーグ戦が金曜開催だったことで、田中碧と共に海外組としては一番乗りで今回の日本代表に合流している。ただ、別メニュー調整が続いたこともあり13日のカナダ代表戦では出場がなかった。コンディションに問題がなければチュニジア代表戦に出場する可能性が高いだろう。
2019年からヨーロッパでのプレーを続ける板倉は、今や日本代表に欠かせない存在となった。守備能力の高さはもちろんのこと、ビルドアップの質も高く、攻守において目立った穴がない。先月の強敵ドイツ代表戦では冨安健洋とのセンターバックコンビで4-1の歴史的大勝に貢献。この2人の鉄壁ぶりは世界と戦う上で大きな武器になると証明された。
日本代表は昨年6月に行われたチュニジア代表戦で0-3とまさかの大敗を喫した。この試合でフル出場を果たした板倉は失点に絡むなど、苦い経験を味わっている。そこから1年以上が経過し、このCBはさらなるレベルアップを遂げた。前回対戦のリベンジに向けた準備は万全と言っていいだろう。
CB:冨安健洋(アーセナル/イングランド)
生年月日:1998年11月5日(24歳)
日本代表通算成績:35試合1得点2アシスト
日本が世界に誇る守備職人、冨安健洋は13日のカナダ代表戦でスタメンに名を連ねていたが、プレーしたのは前半のみだった。これはチュニジア代表戦を見据えてのものと推測することもできるだろう。そのため、板倉滉と共にセンターバックとしての先発を予想している。
所属するアーセナルではサイドバック起用がメインだが、日本代表ではCBとして確固たる地位を築き上げている冨安。高さと強さに加え速さも兼備する冨安はなどあらゆるタイプのFWに対し隙を見せることなく、左右両足から正確なボールを味方に供給することで攻撃時にも存在感を放つ。この男が1人いるだけで、ディフェンスラインのクオリティーがグッと高くなるのは間違いない。
カナダ代表戦でもスタメン出場したこと。また、怪我の多さが懸念点に挙がることもあり、チュニジア代表戦で先発したとしてもフル出場を果たすかはわからない。いずれにせよ、ピッチに立てばこれまで通り安定した守備を約束してくれるはずだ。