7位:アニス・ベン・スリマン
生年月日:2001年3月16日
所属クラブ:シェフィールド・ユナイテッド(イングランド)
市場価値:250万ユーロ(約3億5000万円)
22/23リーグ戦成績:30試合4得点2アシスト(ブレンビー)
チュニジア代表通算成績:29試合4得点3アシスト
アニス・ベン・スリマンは今回のチュニジア代表で2番目に若い22歳の若手で、さらなる飛躍が期待されている選手だ。
スリマンはデンマーク出身で、国内の強豪ブレンビーでプロデビュー。U-19デンマーク代表でのプレー経験もある中、2020年10月にチュニジアA代表デビューを飾り、これまで29試合に出場している。昨年6月の日本代表戦にもフル出場していた選手だ。
日本代表との試合では右ウイングを務めていたスリマンだが、最近は中盤としての起用が多い。もともと攻撃の能力は高かったが、188cmの長身を活かして中盤で競り勝ち、そのまま前線にパスを供給する形でもチームに貢献し始めている。
デンマークでの評判がトップリーグにも届き、今年夏にイングランドのシェフィールド・ユナイテッドが移籍金270万ユーロ(約3億7800万円)で獲得した。シェフィールドがプレミアリーグで苦しんでいることもあり、スリマンはまだイングランドでインパクトを残していないが、まだまだ伸びしろのある有望株だ。