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日本代表 1年前

スペック徹底分析! サッカー日本代表能力値ランキング11〜20位。各選手たちの凄さは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:上田綺世(フェイエノールト/オランダ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月28日
市場価値:600万ユーロ(約8.4億円)
23/24リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:16試合2得点0アシスト

 法政大学在学中に日本代表デビューを果たした上田綺世は、その後コンスタントに選出されながら、なかなかゴールを奪うことができずにいた。しかし、今年に入りすでに2ゴールをマーク。ようやく1つの壁を乗り越えた印象があり、レギュラー定着に向けてさらなるアピールを目指している。

 上田は“天性のストライカー”と言っていいだろう。決定力に優れていることはもちろん、相手DFとの駆け引きやポジショニングが非常に上手いなど、オフ・ザ・ボールのセンスは日本人トップクラスのものを持っている。そのため、ゴールに関わるプレーの質を指す「攻撃」の数値は、今回の日本代表メンバー内では久保建英と三笘薫に次いで3番目に高い「83.6」を叩き出した。

 さらに上田は、跳躍力やボディバランスにも優れているなど「フィジカル」能力も非凡だ。6月に行われたエルサルバドル代表との親善試合ではGK大迫敬介が蹴ったロングボールをジャンプしながら胸でコントロールしたことで、観る者を驚かせた。大迫勇也ほど特化してはいないが、その武器を活かしたポストプレーでも存在感を示すことができる25歳は、フェイエノールトや日本代表で経験を積み、さらに恐ろしいFWへと進化していくだろう。

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