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日本代表 1年前

スペック徹底分析! サッカー日本代表能力値ランキング11〜20位。各選手たちの凄さは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール)


【写真:Getty Images】


生年月日:1991年7月15日
市場価値:150万ユーロ(約2.1億円)
23/24リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:21試合1得点1アシスト

 川崎フロンターレで毎シーズンのように活躍しながらも、谷口彰悟はなかなか日本代表との縁がなかった。しかし、森保一監督の元では定着。吉田麻也や冨安健洋、板倉滉の頼れるバックアッパーとして、FIFAワールドカップカタール2022でのベスト16進出などに貢献してきた。

 フィジカルコンタクトの強さは非凡。相手には簡単に前を向かせず、身長183cmと飛び抜けて大柄ではないタイプながら空中戦も決して苦にしていない。冨安や板倉ほどの機動力があるわけではなく、裏へ抜けられると厳しいものがあるが、その弱点を出さないためのポジショニングを心がけられる点も魅力と言っていいだろう。

 しかし、谷口最大の特長は足元の「スキル」にある。多少リスキーでも隙あらば効果的な縦パスを選択できるメンタリティーがあり、しっかりとその成功率も高い。事実、これまで日本代表ではほとんど不用意なミスを犯していない。ビルドアップ時の貢献度に関しては、冨安や板倉にも引けを取らないだろう。32歳とすでにベテランの域にいる谷口だが、これから出てくる若手のお手本という意味でもまだまだ日本代表に必要な存在だ。

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