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日本代表 1年前

スペック徹底分析! サッカー日本代表能力値ランキング11〜20位。各選手たちの凄さは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年8月25日
市場価値:200万ユーロ(約2.8億円)
23/24リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:2試合0得点0アシスト

 東京五輪(東京オリンピック)世代の1人である町田浩樹は、今年3月に冨安健洋の不参加に伴う追加招集という形で初めて日本代表に名を連ねた。その時はピッチに立てなかったものの、先月のトルコ代表戦で嬉しいデビューを果たしている。190cmの長身に左利きという希少価値の高いセンターバックであり、今後の成長がますます楽しみだ。

 先述の通りワールドクラスの高さを誇る町田は当然ながらエアバトルに強く、セットプレー時にも大きな脅威となる。その見た目からは想像できないほどのスピードも兼ね備えるなど、「フィジカル」能力は日本トップクラスと言っていいだろう。また、大柄ながら不器用なタイプではなく、ハイクオリティーな左足を武器にビルドアップでの貢献を忘れない点も魅力だ。

 課題は「守備」の“精度”だろうか。ポジショニングで相手FWに対して優位性を生み出せなかったり、重要な局面で優れた「フィジカル」能力を発揮できなかったりと、ゴール前を固める選手としての安定感はまだまだ物足りない。デビュー戦だったとはいえ、トルコ代表戦でもそのあたりは浮き彫りとなっていた。そのため、「守備」の数値は「76.3」とCBの選手としてはやや厳しい評価に落ち着いた。

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