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日本代表 1年前

スペック徹底分析! サッカー日本代表能力値ランキング11〜20位。各選手たちの凄さは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年11月10日
市場価値:400万ユーロ(約5.6億円)
23/24リーグ戦成績:7試合2得点0アシスト
日本代表通算成績:46試合9得点4アシスト

 森保一監督からの信頼が厚い選手の1人が浅野拓磨だ。パフォーマンスレベルの低さから批判の的となることもあったが、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のオーストラリア代表戦やW杯本大会のドイツ代表戦など、大一番で結果を残してきたことで、日本代表に生き残り続けている。

 プロデビュー当時から定評のあった爆発的スピードは28歳となった今も健在で、裏へのロングボールなどに対し可能性のあるランニングを見せてくれる。加えて、身長173cmと大柄ではないものの、球際の激しいドイツで長くプレーしていることもあってボディバランスもしっかりしており、相手に寄せられても腕を上手く使ってはねのけるなど、縦への推進力は非凡だ。「フィジカル」の能力値は「84.0」と納得の高評価になった。

一方で「スキル」の数値は攻撃的な選手としては低い「62.8」に留まっている。テクニックで相手を無力化するプレーは目立たず、ポストプレーも得意とは言えない。また、飛び抜けた決定力を持っているわけでもなく、ゴールに関わるプレーの質を表す「攻撃」の数値も「66.8」と伸び切らなかった。ただ、上記した通り大一番での勝負強さは一級品。能力値に反映されていれば順位はもっと上だったか。

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