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【写真:田中伸弥】
中山雄太(背番号22)
カナダ代表戦:フル出場
評価:A
大怪我を乗り越え、約1年ぶりに日本代表のピッチに立った。左足での配球力は光っており、後半には裏への1本のパスから4点目の起点に。また、効果的なオーバーラップも何度か見せるなど、攻撃に厚みをもたらしていた。肝心の守備でも簡単にやられるようなことはなく、終始安定していた印象。まだまだ伊藤洋輝に負けるつもりはなさそうだ。
町田浩樹(背番号19)
カナダ代表戦:フル出場
評価:B
日本代表デビュー戦となった先月のトルコ代表戦では少しバタバタしてしまったが、カナダ代表戦では堅実な守備を披露。対人戦で後手に回ることはなく、とくに前から潰すアグレッシブな姿勢が良かった。ビルドアップ時も左足から精度の良いパスを出すなど、攻守において大きな隙は与えず。本人にとっては自信を深める一戦になったのではないか。
冨安健洋(背番号16)
カナダ代表戦:HT OUT
評価:B
町田浩樹、毎熊晟矢と日本代表経験の浅い選手に挟まれる中、ディフェンスリーダーとして最終ラインを統率。ドイツ代表戦ほど忙しくはなく、それゆえ圧巻の守備力を披露することもなかったが、ミスらしいミスを犯すことなく安定したプレーを続けていた。怪我のリスクなどを避けてかハーフタイムで交代となったのは、アーセナルファンからすれば朗報だ。
谷口彰悟(背番号3)
カナダ代表戦:HT IN
評価:B
冨安健洋に代わり、後半頭から町田浩樹とセンターバックコンビを組んだ。カナダ代表がより前に出てきた中で難しい時間帯もあったが、集中力を欠くことはなく、我慢強く攻撃を跳ね返していた。終盤に1点を失いクリーンシートを逃したのは痛恨だったが、個人としての出来に大きな問題はなかったため、及第点とした。
毎熊晟矢(背番号26)
カナダ代表戦:フル出場
評価:B
日本代表2試合目にして初のフル出場を達成。トルコ代表戦ほどの迫力はなかったとはいえ、攻撃時には積極性を見せ、タッチライン際だけでなく内側のスペースもうまく使った。一方で守備には課題が。世界最高峰のサイドプレーヤーであるアルフォンソ・デイビスを恐れすぎたか、とくに前半は中途半端な対応で突破を許すことが多かった。この経験を今後に活かしていきたい。
橋岡大樹(背番号27)
カナダ代表戦:83分 IN
評価:出場時間短くなし
試合をきっちり締めることを期待されたが、毎熊晟矢とうまく連係できず、自身が受け持つ右サイドを崩されて失点。個人として後味の悪いゲームとなった。
菅原由勢(背番号2)
板倉滉(背番号4)
伊藤洋輝(背番号21)
カナダ代表戦:出場なし
評価:なし