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【写真:Getty Images】
伊東純也と毎熊晟矢はカナダの俊足DFを抑えることができたのか
サッカー日本代表は13日のMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と対戦し、4−1で勝利した。カナダ代表はバイエルン・ミュンヘン所属の俊足DFアルフォンソ・デイヴィスが左サイドに立ちはだかったが、日本代表はどう抑え込んだのか。MF伊東純也、DF毎熊晟矢がデイヴィス対策を振り返った。
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カナダ代表は19分にデイヴィスが裏に抜け出し、GK大迫敬介に倒されPKを獲得。MFデイヴィッド・ホイレットがPKを失敗し失点は免れたが、デイヴィスは日本代表にとって脅威となった。ただ結局89分にホイレットにゴールを許したのみで、PK献上のシーンを除けばデイヴィスに決定的な仕事はさせなかった。
試合開始時は右サイドでプレーした伊東は後半、左サイドに移動した。MF南野拓実がMF橋岡大樹と交代し、MF旗手怜央が中央、毎熊が右サイドハーフに移ったことから、森保一監督が「消去法で」自身を左に配置したのではと推察した。
デイヴィス対策について、伊東は「1対1になったときにうまくフォローできるよう、常に(毎熊と)2対1の状態でディフェンスできるように意識した」と語る。ただ後半、左サイドに移ったころには「きつい時間帯だった。うまくこなせればいいかなと思っていました」と、デイヴィス対策に追われたこともあり疲労が蓄積していたことをうかがわせている。
PKのシーンでは、毎熊が遅れてデイヴィスにプレスをかけにいったところ、デイヴィスが毎熊をかわし、ホイレットとのパス交換からゴール前に突破した。伊東はこの場面を除けば、デイヴィスに対するプレスは成功したと分析。デイヴィスの裏から抜け出し、クロスを上げることもできたと収穫を強調している。
一方、右SBや右サイドハーフでプレーした毎熊は前半、デイヴィスに裏を奪われるシーンが目立ったと反省した。「前半は特に入れ替わるシーンもあった。引き続き課題として取り組みたい」。
セレッソ大阪所属で9月に代表に初招集された毎熊は、トルコ代表戦でMF堂安律と右サイドで連携。今回は伊東と組みフル出場を果たした。「Jリーグと海外の守備の仕方の違いも話して感じられた。前回より明らかにコミュニケーションを取ることができている」と海外組との連携に手応えを口にした。
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