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日本代表 1年前

役割と武器のギャップ。サッカー日本代表1トップのベストは? 古橋亨梧が目指す1つ上【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子

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 サッカー日本代表は13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と対戦する。上田綺世と古橋亨梧を筆頭とする1トップをめぐる争いは熾烈。ともにUEFAチャンピオンズリーグを経験する2人のFWは求められる役割を遂行しながら、自身の武器を発揮することはできるのだろうか。(取材・文:元川悦子)


サッカー日本代表の1トップは…

日本代表FW古橋亨梧
【写真:Getty Images】

 11月から北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選がスタートする。来年1~2月にはAFCアジアアップも控えており、登録メンバーが26人から23人に絞られることも考えると、10月シリーズは貴重なアピールの舞台になる。まずは今日13日のカナダ代表戦の戦いが注目されるところだ。

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「基本は4-1-4-1(4-3-3)でスタートかなとは思っています。が、相手との噛み合わせを考えて(4-2-3-1と)両方使えるように。3バックも含めて試合を進められるようにしたいです」と森保一監督は前日会見で発言。今回、6月シリーズで採用した4-1-4-1をベースにしていくという。

 三笘薫、鎌田大地ら主力級が不在ということもあり、今回はスタメン予想が非常に難しい。そこで、所属先での試合数やコンディション、代表での調整日数を踏まえると、守備陣はGK大迫敬介、右SB毎熊晟矢、CB板倉滉、谷口彰悟、中山雄太が有力。中盤はアンカー・遠藤航、インサイドハーフ(IH)伊藤敦樹、南野拓実になりそうだ。

 左右のサイドは中村敬斗と伊東純也のスタッド・ランスコンビの可能性が大だが、森保監督の口ぶりを見ると右は久保建英起用の可能性も捨て切れない。

 注目のFWは浅野拓磨か古橋亨梧のいずれかだろう。ただ、浅野は代表経験も長く、指揮官も熟知する選手。先々のために古橋をより長い時間、確認するのではないか。

 古橋はカタールW杯落選を強いられており、ここで猛烈にアピールしないと今後の定着も難しくなる。今回はまさに正念場と言っていい。

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