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日本代表 1年前

サッカー日本代表、カナダ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。久保建英は外れる?

MF:遠藤航(リバプール/イングランド)

日本代表MF遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日(30歳)
日本代表通算成績:52試合2得点

 湘南ベルマーレで19歳にしてキャプテンマークを巻いていた遠藤航は浦和レッズ、シントトロイデン、シュトゥットガルトと着実にステップアップして、30歳で世界的な強豪リバプールと契約を結んでいる。ユルゲン・クロップ監督が高く評価する男は、日本代表でも唯一無二の輝きを放っている。

 初のプレミアリーグ挑戦ということもあり、リバプールではまだ本来の輝きを発揮できていない。特に攻撃面でのクオリティには課題を抱えるが、先月27日のカラバオカップ・レスター戦で鋭いパスでアシストを記録するなど、向上の兆しは見える。

 ここ数年は所属クラブと日本代表、そして五輪代表も含めて超人的なスケジュールをこなしていたが、今季は不幸中の幸いにもリバプールでの出場時間が限定的なため体力的には負担が小さいかもしれない。リバプールで体感するスピード感を日本代表に持ち込むことができれば、カナダ代表戦ではいつも以上に素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれるかもしれない。

MF:旗手怜央(セルティック/スコットランド)

日本代表MF旗手怜央
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日(25歳)
日本代表通算成績:3試合0得点

 昨年のFIFAワールドカップまではなかなか日本代表でチャンスをもらえず、旗手怜央は忸怩たる思いで本大会の躍進を見届けたことだろう。その後、新体制となった日本代表で今年6月にチャンスを得た旗手はアピールに成功した。

 しかし、9月は怪我のため招集されず、強豪国撃破をまたしても外から見守ることに。堂安律と鎌田大地が不在の今シリーズは絶好の機会であり、カナダ代表戦ではチャンスが回ってくるはずだ。[4-1-4-1]の陣形であればインサイドハーフの一角に旗手が入ると予想する。

 馬力という言葉に集約される旗手の運動量や推進力は他のライバルにはない特徴であり、ゴール前で迫力を生む貴重なパーソナリティを持つ。UEFAチャンピオンズリーグのフェイエノールト戦では現地メディアから辛らつな評価を受けたが、今季のリーグ戦では2得点1アシストを記録している。

MF:南野拓実(モナコ/フランス)

日本代表MF南野拓実
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日(28歳)
日本代表通算成績:47試合17得点

 昨季は南野拓実にとって苦しいシーズンだった。昨夏に加入したASモナコではなかなか結果が出せず、日本代表での立場も揺らいだ。FIFAワールドカップには出場したものの、最大のハイライトは皮肉にもラウンド16・クロアチア代表戦のPK失敗となってしまった。しかし、そんな苦境を乗り越えた南野は輝きを取り戻している。

 モナコでの新シーズンは最高のスタートを切り、リーグ・アンの8月月間最優秀選手に輝いた。その活躍もあり、日本代表にもワールドカップ以来となる復帰を果たしている。

 三笘薫が不在の今回は左サイドでの起用も考えられるが、メンバー発表時に森保一監督は[4-2-3-1]のトップ下、[4-1-4-1]のインサイドハーフでの起用を想定していると明かしている。モナコでもストライカーの背後でプレーしており、それに近い役割を日本代表でも任せると予想する。

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