5位:サイル・ラリン
生年月日:1995年4月17日
所属クラブ:RCDマジョルカ
市場価値:800万ユーロ(約11億2000万円)
22/23リーグ戦成績:19試合8得点3アシスト
カナダ代表通算成績:62試合28得点2アシスト
カナダ代表史上、通算最多ゴールとなる28得点を決めているのがセンターフォワードのサイル・ラリンだ。カナダ代表にはMLS(メジャーリーグサッカー)でプレーする選手が多いが、MLSからステップアップを果たした“欧州組”の1人である。
14年に19歳でフル代表デビューして以降、代表戦62試合に出場。2022年に開催されたワールドカップ北中米カリブ海予選ではチーム最多となる6得点を記録し、実に36年ぶりとなるカナダ代表のW杯本戦出場に大貢献した。LOSCリール所属のFWジョナサン・デイヴィッドと組む2トップは、北中米地域でも屈指の破壊力と言えるだろう。
クラブでは、18年冬にMLSのオーランド・シティSCからスュペル・リグ(トルコ1部)のベシクタシュに移籍して欧州リーグ初挑戦。20/21シーズンに出場機会を掴むと、同シーズンはリーグ戦38試合に出場して19得点6アシストを記録し大きく成長を遂げた。
現在はラ・リーガのマジョルカでプレーするが、今季リーグ戦でのスタメン出場は1試合のみで、ここまで得点もアシストも記録できていない。市場価値も一時期記録した1000万ユーロ(約14億円)からやや落としているが、早めに復調できるだろうか。