2位:冨安健洋
生年月日:1998年11月5日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
市場価値:2500万ユーロ(約35億円)
22/23リーグ戦成績:21試合0得点1アシスト
23/24リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:34試合1得点2アシスト
冨安健洋は日本代表の守備陣で最高額の市場価値を誇っており、最新のものは2500万ユーロ(約35億円)となっている。この市場価値が最初についたのは2021年12月のことで、以降はほぼ横ばいだ。
19歳でA代表デビューを飾った冨安は、エリート街道を突き進んできた。ベルギーやイタリアでも活躍し、その能力が高く評価されて2021年夏にアーセナルに加わっている。ただ、アーセナルではポジション争いで苦戦し、ケガにも悩まされ、市場価値は伸び悩んでいるところだ。
それでも、9月のドイツ代表戦では、改めてその実力の高さを証明した。守備の能力だけでなく、ビルドアップ時には左右どちらの足でも正確なフィードを出して2ゴールの起点にもなり、唯一無二の存在であることを再認識させている。万全の状態でピッチに立てばトップクラスの選手であることを見せつけた。
アーセナルのミケル・アルテタ監督は先月、「彼は最終ラインのどこでも、どのシステムでもプレーできる。我々のチームに彼のような選手はほかにいない。彼が最高の状態であれば、我々にとって貴重な戦力だ」と絶賛していた。世界的なクラブにおいても、その価値を高く評価されているDFだ。