6位:守田英正
生年月日:1995年5月10日
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
市場価値:1200万ユーロ(約16億8000万円)
22/23リーグ戦成績:29試合6得点3アシスト
23/24リーグ戦成績:8試合1得点1アシスト
日本代表通算成績:25試合2得点2アシスト
日本代表の守備的MFを務める守田英正は、この1年で市場価値を大きく高めた。昨年5月に400万ユーロ(約5億6000万ユーロ)だったものが、現在は1200万ユーロ(約16億8000万円)となっている。
守田は28歳と決して若いわけではない。それでも、昨年夏にポルトガルの名門スポルティングCPへ移籍して定位置を獲得。安定してハイレベルなパフォーマンスを見せたことで、市場価値を飛躍的に上昇させた。
日本代表デビューも早くなく、23歳のときだった。それからしばらくは縁がなかったものの2021年3月の韓国代表戦で活躍したことをきっかけに定着した。今年6月のエルサルバドル代表戦ではキャプテンマークを巻き、日本代表のリーダーの一人となっている。
9月のドイツ代表戦ではポジショニングでもパスの散らし方でも抜群のセンスを発揮して、遠藤航とともに中盤を引き締めた。目立つプレーは多くないものの、細部にまで気を配れる貴重な選手だ。
スポルティングCPのルベン・アモリム監督も守田を高く評価しており、17日のモレイレンセ戦のあとに「彼は非常に向上している。完成されている選手だ」と称賛していた。今季のポルトガル1部リーグではここまで全試合フル出場を続けている守田。さらに市場価値を高めていけるだろうか。