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明治安田生命Jリーグ2023シーズンも残すところあとわずかとなり、来季に向けた補強や編成も気になり始めるころだ。他クラブへ期限付き移籍している選手がどのような活躍を見せているのだろうか。今回は、浦和レッズから期限付き移籍している選手から5人をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する。
MF:松崎快
生年月日:1997年11月22日 (25歳)
期限付き移籍先:ベガルタ仙台
2023リーグ戦成績:11試合出場0得点1アシスト
移籍先での評価:C
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2020年に東洋大学から水戸ホーリーホックに加入し、左利きのテクニカルなドリブラーとして評価されたのが松崎快。21シーズンにJ2で8得点6アシストを記録し、その活躍が認められ22シーズンに浦和レッズに完全移籍した。しかし、浦和では出場機会を得られず、23年7月にJ2ベガルタ仙台へレンタル移籍している。
7月の仙台加入以来、主に右MFとして出場した11試合すべてに先発してチームの主力となっている。右サイドからの仕掛けで攻撃の起点となることも多いが、個で局面を打開するドリブラーと言うよりは周囲と連係して攻撃を組み立てる姿がここまで印象的だ。ボールキープやパス精度でも違いを見せ、随所で上手さを感じさせる。
ただ、ここまで直接的に点に絡む仕事をあまりできず、0得点1アシストは寂しい数字だ。第35節水戸ホーリーホック戦がそうであったが、決定的な場面でゴールを決めきれない場面も見られ、浦和時代のようにここ一番という所で一歩が足りていない。
負傷離脱していた仙台の右SB真瀬拓海がスタメンに戻ってきたことで、右サイドの連係は良くなりそうなものだが、果たして松崎は残りのシーズンでさらなる輝きを見せられるだろうか。