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明治安田生命Jリーグ2023シーズンも残すところあとわずかとなり、来季に向けた補強や編成も気になり始めるころだ。他クラブへ期限付き移籍している選手がどのような活躍を見せているのだろうか。今回は、鹿島アントラーズから期限付き移籍している選手から5人をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する。
FW:染野唯月
生年月日:2001年9月12日(22歳)
在籍クラブ:東京ヴェルディ
リーグ戦成績:14試合5得点1アシスト
移籍先での評価:B
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鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身の染野唯月は、尚志高校2年次に全国高校サッカー選手権で得点王に輝き、高校卒業とともに鹿島へ戻ってきた。
ルーキーイヤーだった2020シーズンはリーグ戦12試合に出場し、YBCルヴァンカップでは初ゴールを記録するも、プロ入りから3年間で目立った実績を残すことはできず。昨年7月に育成型期限付き移籍で加入した東京ヴェルディではリーグ戦16試合で4得点を記録したが、鹿島に復帰した今季は出場機会を増やすことができず、今年7月に再び東京ヴェルディへ加入することになる。
ヴェルディ再加入は華々しいスタートとなった。国立競技場で行われたFC町田ゼルビアとの一戦で、いきなり2得点を挙げて引き分けに持ち込むヒーローになり、9月は4試合で3得点と調子を上げている。町田戦で決めた2得点のように、クロスに合わせる空中戦の強さは際立っている。
高校2年次の選手権で黒田剛監督率いる青森山田からハットトリックを達成し、同監督が指揮を執る町田からも2得点。町田がこのまま昇格することになれば、鹿島はこの町田キラーを呼び戻した方がいいかもしれない。