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【写真:Getty Images】
現在3つの主要タイトルで優勝争いを繰り広げる浦和レッズ
ポーランドメディア『iGol』が現地時間7日、浦和レッズで監督を務めるマチェイ・スコルジャの日本での歩みを報道した。今年5月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝や今季のここまでのクラブの好調を伝えつつ、同氏の今後の去就についても触れている。
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Jリーグでは現在3位、ACLのグループJでは2位、JリーグYBCルヴァンカップでは準決勝に進んでいる浦和。天皇杯こそ名古屋グランパスに敗れたものの、現在は主要タイトル獲得の可能性を3つも残している。
今年1月にスコルジャが監督に就任してから、同クラブは順調に歩みを重ねてきた。
『iGol』は、同氏の戦術的な特徴として守備を挙げる。本稿でインタビュイーを務めた、日本サッカーをウォッチする『JapońskaPiłka』を運営するパトリク・アントキエビッチは次のように述べている。
「スコルジャは主に守備面でチームを編成し、(マリウス・)ホイブラーテンと(アレクサンダー・)ショルツのスカンジナビアコンビを中心に据えている。リーグ戦22失点は、間違いなく今シーズンのJリーグにおいて最少だ」
守備面におけるクオリティの高さを評価する一方、アントキエビッチは2列目の物足りなさを指摘した。「チーム内で2番目に得点が多いのはショルツであることからも、前線のタレントが不足していることが分かる。浦和には創造的でゴール感覚に優れたミッドフィルダーとウインガーが足りない」
また、スコルジャの去就については、「名古屋グランパスやセレッソ大阪のような野心のあるJリーグの他のクラブからオファーがあれば、間違いなく検討すると思う」と述べている。「彼は直接的な表現では言っていないが、インタビューから察するに、浦和の経営陣から十分なサポートを受けていないと感じているだろう。彼がクラブへ出した要請には、十分な反応が得られなかった」
しかし双方が手をとりあう理由も十分にあるという。アントキエビッチは、その根拠としてACLの存在を挙げた。「スコルジャはACLを制したが、あのときはまだ就任して間もない頃だった。今度は最初から最後まで自分の手で悲願を達成したいはずだ。クラブの経営陣もそれを成し遂げられるようサポートすべきだ」
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