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久保建英 1年前

久保建英はこのままだと壊れてしまう…。アトレティコ戦の苦しみとソシエダの悩み【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第9節、アトレティコ・マドリード対レアル・ソシエダが現地時間8日に行われ、2-1でホームチームが勝利している。サッカー日本代表MF久保建英は先発したが、違いを作り出せずに63分にベンチへ退いている。一体なぜ、久保は輝きを潜めたのだろうか。(文:小澤祐作)


レアル・ソシエダ、またもアトレティコ・マドリードに勝てず


【写真:Getty Images】

 ラ・リーガにおいて、レアル・ソシエダがアトレティコ・マドリードとのアウェイ戦を制したのは、2012/13シーズンが最後。つまり、2018年よりトップチームを率いているイマノル・アルグアシル監督は、シビタス・メトロポリターノでまだ1度も勝ったことがないのだ。

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 そうした苦手意識を克服したい8日のゲームだったが、それは叶わなかった。やはりディエゴ・シメオネ監督の長期政権となっているアトレティコは、強かった。

 両者ともにテンション高く入った試合は、22分に動いた。コケからのロングフィードに抜け出したサムエウ・リーノが完璧なファーストコントロールでボックス内に入ると、最後は左足でニアサイドを射抜き、アトレティコに先制ゴールが生まれている。

 その後ソシエダは73分にミケル・オヤルサバルのゴールでなんとか同点に追いつくものの、試合終了間際に不運。ゴール前に戻って守備をしていたカルロス・フェルナンデスがアントワーヌ・グリーズマンのシュートを手で止めてしまい、PKを献上。これを決められ、勝ち点を取り逃がすことになった。

 最後は判定に泣かされる結果となったソシエダだが、試合全体を振り返れば、やはりアトレティコが一枚上手だったと言えるだろう。アウェイチームは、強みを完璧に消されていた。

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