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口論のきっかけは? アーセナル対マンC戦後に発生、ハーランドや警備員が仲裁に

text by 編集部 photo by Getty Images

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マンチェスター・シティのカイル・ウォーカー
【写真:Getty Images】



カイル・ウォーカー、試合後に怒りを爆発させ…

 マンチェスター・シティは現地時間8日、プレミアリーグ第8節でアーセナルに0−1で敗れた。試合後、両チームの選手がもめる事態に発展したが、どうやらマンチェスター・シティのDFカイル・ウォーカーが相手コーチに怒りを見せたことがきっかけだったようだ。英紙『Daily Mail』が、騒ぎの模様と関係者のコメントを伝えている。



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 『Daily Mail』によると試合終了後、相手のセットプレーコーチ、ニコラス・ジョバー氏が何かジェスチャーを出した。ウォーカーは当初これを無視したものの、ジョバー氏に詰め寄る展開となった。ジョバー氏はかつてマンチェスター・シティでセットプレーコーチを務めていた。

 2人にマンチェスター・シティFWアーリング・ブラウト・ハーランドが割って入った。そこにスタッフ、警備員が仲裁に入ったものの、騒ぎの輪は徐々に大きくなっていった。同紙は「握手の拒否をめぐって激しい口論となった」と伝えている。
 
 両チームの指揮官はこの件に関して明言を避けた。アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ウォーカーらが口論したシーンは見ていないと述べている。

 一方、英メディア『BBC』によると、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「何が起こったのかは知っているが、何も言うことはない。彼ら(アーセナル)は知ってるんじゃないかな」とニヤリと笑ったのみだった。

 一方、両チームのOBは冗舌にこの件を語った。

 2001〜05年にマンチェスター・シティに在籍したマイカ・リチャーズ氏は「握手したようにも見えたが、ウォーカーは握手をしたがらなかった」と語る。

「まだ10月だ。3月や4月だったら、イライラするのは分かる。アーセナルに負けるのは嫌だろうが、まだ世界の終わりではない」と自制を求めた。

 また元アーセナルのセオ・ウォルコット氏は「マンチェスター・シティの選手たちは非常にプロフェッショナルで、その場の状況だけで物事に反応しない」と、普段は非常に冷静だと指摘。

 その上で「負けて神経を逆なでされたのだろう」と、敗戦のショックが少なからずあったのではと想像した。

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【了】

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