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世界最高のセンターバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング11~15位【23/24版】

シリーズ:23/24能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ダーヴィド・ハンツコ(スロバキア代表)

フェイエノールトに所属するスロバキア代表DFダーヴィド・ハンツコ
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年12月13日
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
22/23リーグ戦成績:31試合2得点4アシスト

 ダーヴィド・ハンツコは、近年成長著しいスロバキア代表のセンターバックだ。母国のMSKジリナで育ったハンツコは、2018年にイタリアのフィオレンティーナへ移籍したが、芽が出ず。1年後にチェコのスパルタ・プラハへ移籍したことで大きな成長を遂げると、昨年夏に加わったフェイエノールトで完全に花が開いた。

 ハンツコは「守備」が「85.3」で、センターバックのトップ20の中では最も低い。これを「IQ」「スキル」「フィジカル」の項目で補っている。

 188cmの長身センターバックであるハンツコは、「フィジカル」が強く、空中戦も得意だ。そして、足もとの技術に自信を持っている。得意の左足でつなぐことはもちろん、相手が飛び込んでくるのであれば自らドリブルで持ち出し、そのまま運ぶことも可能だ。その判断も絶妙で、昨季のエールディビジでは2得点4アシストを記録。センターバックとは思えない数字を残している。

 対人の守備を求めるのであれば、ハンツコ以上の存在を見つけるのはそこまで難しいことではないかもしれない。それでも、エールディビジで優勝したフェイエノールトのようなチームにおいては、後方から起点になれるハンツコは貴重な存在だろう。

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