18位:横浜FC
リーグ戦成績:5勝8分16敗(18位)
先制した試合の成績:4勝3分3敗
先制した試合の勝率:40.0%
ここまでリーグ戦は5勝8分16敗で最下位に沈むのが横浜FCだ。
まず点が取れていないことが低迷の一因であり、総得点25点はJ1ワーストだ。クラブ最多となるリーグ戦6得点を記録していたFWの小川航基が今夏にエールディヴィジ(オランダ1部)のNECナイメヘンに移籍したことも得点力不足に拍車をかけている。
リーグワースト級の総失点52という数字も厳しいものとなっているが、これに関してはシーズン序盤の大量失点が響いている。開幕から10試合で27失点、0勝3分7敗と圧倒的に打ちのめされたが、4-2-3-1から3-4-2-1(守備時は5バック)とシステムを変更したことで大量失点は減った。
勝ち点は拾えるようになった横浜FCだが、それでも先制した試合の成績は4勝3分3敗、勝率は40.0%と勝ちに繋げられていない。今季は上位のヴィッセル神戸や横浜F・マリノスに完勝する試合もあったが、シーズンを通してみると勝負弱さは際立ってしまう。
シーズン残り5試合中4試合はボトムハーフとの戦いとなる横浜FC。勝ち点1差で17位に沈む湘南ベルマーレとの直接対決もあるが、果たして勝負弱さを改善して降格を阻止できるだろうか。
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